Vagrant起動エラーを解決

Laravelをきちんとモノにするため、vagrantで立ち上げたローカル環境であれこれやっているが、 vagrant up すると、下のようなエラーが出る。

しかし、もう一度 vagrant up すると、何事もなかったかのように起動に成功し、vagrant ssh もできる。

原因は「ホスト(VirtualBox)のバージョンとホスト(VirtualBox)にインストールされているゲスト(Guest Additions)のバージョン不一致によるマウントエラー」。

解決方法は、vagrant-vbguest というプラグインをインストールすることにより、起動時 $ vagrant up に自動的にホスト(VirtualBox)のバージョンに合わせて、ゲスト(Guest Additions)のバージョンを更新してくれるらしい。

$ vagrant plugin install vagrant-vbguest

vagrant をいったん停止 $ vagrant halt して、vagrant-vbguest をインストールした後、$ vangrant up するとエラーが出ることなく起動に成功。しかし、明らかに起動に時間がかかるようになった。測ってみると１分４５〜２分ぐらい。その前は測っていないので分からないが、「待つ」という感覚はなかった。せいぜい２０秒ぐらいだった気がする。

起動中に

などをするようになったためと思われる。

vagrant up時に毎回確認するのを避けるためには、自動更新するかどうかをVagrantfile内に記述できるらしい。

Vagrantfile
# vagrant-vbguestプラグインが入っている場合、自動更新を無効にする設定
if Vagrant.has_plugin?("vagrant-vbguest") then
config.vbguest.auto_update = false
end

上記コードを Vagrantfile の最後に追記して vagrant up した。しかし構文エラーが出て起動できなくなった。

Vagrantfile を元に戻したら、無事に起動するので、明らかに、追記した部分が問題を起こしている。

問題はrubyの「end抜け」にあった！

ファイルの最後に end があるのになぜ？？と思ったが、Vagrantfile全体を見てわかった。最後についている end は 4行目の do に対応しているのだ。doに対応するend の手前に、if に対応する end を書かなくてはならない。正しくはこうなる。これで無事起動。起動時間も４５秒前後に短縮された。

Vagrant.configure("2") do |config|
  # Every Vagrant development environment requires a box. You can search for
  # boxes at https://vagrantcloud.com/search.
  config.vm.box = "bento/centos-6.8"

  # Create a private network, which allows host-only access to the machine
  # using a specific IP.
  config.vm.network "private_network", ip: "192.168.33.10"

  # vagrant-vbguestプラグインが入っている場合、自動更新を無効にする設定
  if Vagrant.has_plugin?("vagrant-vbguest") then
    config.vbguest.auto_update = false
  end
end

ということで、ruby（Vagrantfileはrubyで書かれている）の”end抜け”について勉強になった。