SublimeTextの設定を同期させる
目次
Package Controlの挙動が変
macBook Proにインストールしたsublime Text の、Package Controlの挙動がおかしい事に気がついた。
Preferences > Package Control (cmd + shift + p)
でコマンドパレットを呼び出し、Install Package にフォーカス&Enterを押したら、パッケージ一覧が表示されるはずなのに、何も起こらない。
Package Controlをインストールし直しても、何も変わらない。ステータスバーの左側で何やらこちょこちょ通信した後にパッケージ一覧が表示されるという、これまで当たり前だった動きがまったく起きない。検索しても、Package Controlがインストールされている状態でのこの症状については、何も出てこない。
原因究明をあきらめ、Sublime Text3の設定をきちんとやることで、強引に解決を図ることにした。
Package/Userフォルダだけを同期すればよいのだった
これまでは2台のMacと関西に残してきて長い間使ってないwindous7の間で、手動で設定を同期していた。
個人設定のjsonファイルである Preferences.sublime-settings と、自分でインストールしたプラグインのリストである Package Control(OSX).sublime-settings が入っている
Packages/User/ フォルダーだけでなく、Installed Packages/ フォルダも丸ごとバックアップして、いちいち手動でコピーするという面倒臭いことを(しかも確信なく)やっていた。
しかし、Bracketsをメインに使うようになったこの3年ほどは、Sublime Textの設定管理は放置状態になっていた。
これを機にSublimeTextもきちんと使い倒すため、設定同期について備忘録を残しておく。
macBook Airに入れた方は、vim風の操作ができるvintageモードもEmmetもきちんと動いているし、Package Controlの挙動も正常であることを確認した。こちらの設定を、Dropboxを介して同期することにした。
結論から言うと、同期するフォルダーは Packages/User だけでよい。
UserフォルダをDropboxに移動させてシンボリックリンクを張る
具体的な作業手順は以下の通り。
Packages/User フォルダ本体を、Dropbox/SublimeText3 に移動させ、 ~/Library/Application Support/Sublime Text 3/Packages からシンボリックリンクを張る。
元のマシーン
cd ~/Library/Application\ Support/Sublime\ Text\ 3/Packages/ mkdir ~/Dropbox/SublimeText3 mv User ~/Dropbox/SublimeText3/ ln -s ~/Dropbox/Sublime/User
他のマシーン
cd ~/Library/Application\ Support/Sublime\ Text\ 3/Packages/ rm -r User ln -s ~/Dropbox/SublimeText3/User .
ポイントは、Packages/User だけを同期するということ! ただし、Packages/User フォルダを丸ごと「移動」させるので、作業の前にフォルダごとコピーして退避(バックアップ)させておくのも忘れずに!
自分でインストールしたプラグインの管理はどうなるん?と考えてしまうが、足りないプラグインがあっても、SublimeTextが次に起動した時に、Package Control.sublime-settings に従って、Package Controlが正しいバージョンのプラグインをインストールしてくれる。偉いな〜。
今更ながら、SublimeTextとも良い友達になろうと思います。