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終電逃しも悪くない(1/18ハードレイン)

一昨日(1/18)ハードレインでのライブ、無事に終わりました。Geronimo Labelのセットリストは以下の通り。

1. 陳腐 / 2. 弱気になり果てた / 3. 村に戻る気はねえんだ / 4. 難民 / 5. 絶望ブギー / 6. サメ / 7. ヘラヘラしてたかった / 8. 乱世を生きる / 9. ネガティブ / 10. 景色が壊れた

Geronimo Label at Hardrain

対バンのレグホンvocalささきたかし氏は、30年以上前に僕がやってた「だいなし」を高校生時代に目撃してて「80年代のだいなし」という公式カセットテープも持ってるらしい。再会に感激しただけでなく、311原発事故の後にお互い動き回った過程で共通の知り合いがいることも判明するなど、これまで接点がなかったのが不思議なほどだった。

今回のライブの台風の目は、長野からツアー中の篠原尚光。時々造園業者の視点も感じられる、やさしい弾き語り。リハの後に「長野と言えば、10年以上前に高円寺周辺の友人たちと、『なんとかフェス』ていうのをやった事あって」と話しかけると、即座に「ジローさんっすか!」。なんと、長野の間抜け文化人レジェンド・ジローさんと一緒に演劇をやった事もあるらしい。

もうひとりの共演相手は320(ミツオと読む)。巨体に似合わぬ繊細な声とアコースティックギターの豪快な鳴り。ある意味、一番衝撃的だった。10年以上前に僕がジェロニモレーベルやファルソス・ヒターノス(偽ジプシー)でしょっちゅうハードレインに出てたころに、少し接点もあったようなのだが、彼自身もここでライブをするのが8年ぶりらしい。

今回の共演をセットしてくれた、ハードレイン加納君の「人をつなげる策士」ぶりにも感謝しかない。僕はコロナ禍というよりは自分自身の(仕事などの)状況から、3年ほどライブから遠ざかってたわけだが、この過酷な数年間、ライブハウスという場を守り抜いてきた彼(を含む、皆さん)には本当に頭が下がる。

ドラムの姫野は奈良の橿原に帰るため、11時頃に帰った。僕は11:40発の山科への終電に滑り込もうと、10分前に店を出て大阪駅へ急いだが、タッチの差でアウト。ハードレインに戻り、天下一品での打ち上げに合流。レグホンのささきたかし氏と、今後の大阪におけるポジティブな作戦を話し合った。終電逃しも悪くはない!

ジェロニモレーベル、次回は1月24日、京都は西院のウーララです。僕としては、311の後に「被爆パンク」というイベントを、ヤンシ君(当時は「はちようび」、現在は「原始放浪記」として活動中)と一緒にやってきた盟友・井上卓との久々の共演が楽しみです。

1月24日(火)京都 ウーララ
UpperSixx / ザ・ツイてるズ / 井上卓 / ジェロ二モレーベル
open 18:30 / start 19:00
前売り ¥1,900 / 当日 ¥2,400(+1drink 600円)

https://www.gernm.com

この日は異常な寒波(京都大阪あたりでマイナス4〜5度とか!)が予想されますが、気をつけて、ぜひともお越しください!