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山科ウーバー記録(1) 東京とのギャップ

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京都に引き上げる前の東京生活の最後の1ヶ月は、コロナの影響で空港バイトが減ったこともあり、かなりがっつりウーバーイーツを体験した。
緊急事態宣言からの1ヶ月とも重なったから、そこそこ安定して稼ぐことができた。

5月の連休が明けてから、2年半の東京生活を切り上げて京都に戻った。5月下旬まで、半月ほどは部屋の断捨離と整理に没頭した。

それらが一段落して5月最終日に、京都での初ウーバーを山科から開始した。自分は感染していないだろうという自信はあったが、結果的にちょうど2週間ブランクを空けてから動き出す事となった。

5月30日(土)、いきなり三条大橋〜山科間のダブル山越え!

11時半ごろ、山科駅前を無音で通過。京都市内(山科区もいちおう京都市ではあるが、ここで市内というのは九条山の峠より西を指す)に出ることにして、御陵から日ノ岡までのゆるい上り坂をゆっくりと登る。九条山を下った後に山科方面に引き戻されて呼ばれるのは最悪なので、峠でしばしストレッチなどしながら待つ。しかし鳴らないので市内に下る。

三条大橋の手前で13分のピック。一かバチか受けると、いま苦労して山越えしてきた山科駅方向ではないか!! こりゃ何かの通過儀礼ですか? Uber EatsのAI様が空の上から俺を見て、おちょくっているのか。。。

京都に戻って初のウーバーイーツ

坦々麺の胡(エビス)さんでピック。配達先がダブルだったのは、山越え往復を強制したAIの、せめてものお情けかと感じた。その後、12時から3時まで、コンスタントに「ほぼ」数珠つなぎ状態で鳴る。

3時から5時半まで無音。公園で待つ。時間つぶしの語学学習など準備が必要だな。

5時半に、やっと鳴った。ドロップ先が醍醐方面。外環状線を南へ、伏見方面に流される。松屋のショートドロップをピストンなど、六地蔵方面でいい感じに続く。

7時半ごろ、いったん鳴りが落ち着いたので、山科駅方面に向かって北上を開始。しかし外環状線の移動中は鳴らず。車の流れが切れた時の、田んぼのカエルの声が実に風情ある。

夜ピーク時の鳴りは、それほどでもなかったが、9時半までに18件。山科の北部に戻ると、概してショートドロップが多かった。突拍子もないところに飛ばされる事なく、安心感ある優しい配達が多い。

帰宅時、四ノ宮から小金塚への登り坂がこたえた。思わずバイク登録を考えたが、「自転車と同時登録して切り替える」のは不可能と知り断念した。

配達中のストレスはほとんどなく、疲れがたまった状態での帰り道がしんどいだけなのだ。小回りのきくことや、意外な抜け道発見の喜びや、駐禁リスクを考えると、やはり自転車一択だな。よっしゃ、がんばろう。

※なお、 Zeopoxa cyclingの当日の画像を見ると、九条山から西(つまり、無駄足となった峠越え)の部分(ルート図の左上から先)が欠けている。これは、最初にZeopoxa Cyclingのアプリをオンにするのを忘れていたため。

6月1日(月)、京都市内は無音地獄

この日は、ブランク含む2ヶ月弱のウーバー体験の中で最悪の成績となった。

昼ピークは山科で3件しか鳴らず。数珠つなぎからは程遠く、待ち時間30分の果てにようやく「焼肉のんき」さんに呼ばれて、やっと3件。山科北部で待機しても動きは無さそうだと判断。一昨日の夕方いい感じだった六地蔵方面を目指して、外環を南下し始める。

南下の途中、観修寺で気が変わって、大きく西に方向転換し、山越えして伏見区の深草方面に向かってみる。東名高速沿いの山越えルートは、坂はそれほどしんどくなかったが、産廃ダンプが行き交い殺伐としている。あまり通りたくはないな〜。

長い下り坂を降りたら深草で待望の鳴り。ロッテリアに呼ばれる。しかし、苦労して山越えして来た伏見では、その1件だけで鳴りが止まったので、京都市中心部(三条〜四条)にむけて北上を開始した。京都市内の盆地の中に入ると、坂がなく走りやすい。

京都市内で2時間半の無音地獄

烏丸四条〜河原町御池周辺で、場所を変えながら待つこと2時間半。バイクの配達員を多く見かける。ツイッター「ウーバー 鳴らない」「ウーバー 鳴らん」で検索すると、福岡や大阪でも鳴ってないようだ。

京都市内に移動してからの2時間半の無音地獄。これはトラウマになりそうだ。月曜だからなのか。緊急事態明けで状況が変わったためか。

九条山を越えて山科に戻る。移動中もアプリをオンにしていたが鳴らず。竹鼻に戻ると、一人の配達員とすれ違う。「市内で2時間半、まったく鳴らずでしたよ」と言うと驚いていた。「今日は1日なんで学生さんは。。。」彼は何か言いかけてたが、互いに別方向に向いていて信号が変わったので、会話途中で別れてしまった。また会うだろう。

ようやく鳴り、焼肉「のんき」さんから呼ばれる。この日7件のうち、2件がここだった。

結局、国道1号線のKFCと椥辻マックを加えて、夜ピークなのに3件だけ。突然4件クエストがついたので、もう一軒行きたかったが。9時45分にアプリを切る。

9時間36分で7件、2,668円。これはつらい。厳し過ぎる。おそらく、早々に山科に見切りをつけて伏見に移動したのがまずかったのだろう。次はどの作戦で行くべきか?

6月2日(火)、ウーバーイーツの配達は基本的には楽しみの連続

11時半出発。無音のまま、山科駅から外環を南下の途中、正午から醍醐ダイゴローで待機。10分も待たずガストに呼ばれ、醍醐から六地蔵の間で一時間で3件の数珠繋ぎ。これは幸先いいか!と喜ぶが、1時過ぎには無音に。

ダイゴローで時間つぶししようと自転車を停めたところで、魁力屋に呼ばれ、R1のKFCで2件連続。

四ノ宮までドロップにあがったので、徳林庵の六角堂(通称、四ノ宮地蔵)の木陰で昼飯休憩。地元の人が二人、入れ替わり立ち替わり手を合わせに来る。ダラーっと体を伸ばしてるのはさすがに気が引けたので、山科ラクト向かいの公園に移動して夕方ピークに備え仮眠休憩を取った。

無音時以外は、基本的に楽しい

とりあえず昨日の1日分にあと一件で届くところまで来て、気は楽になった。

それにしても「作戦がどうのこうの」という以前に、注文件数の圧倒的な薄さを感じる。5月中旬にサービス始まったばかりで、Uber Eatsのサービスそのものがまだ認知されていないからだと思いたい。

緊急事態解除による需要減、コロナ禍で一気になだれ込んだ配達員の動静、サービス始まって半月という山科、伏見、宇治でのウーバーイーツの知名度。これら複数要因が絡んでいるんだろうが、先がまったく見えない。

5時半に、東インターの家系ラーメンに呼ばれてショートピック。幸先いいかと思われたが、再び無音に。音羽川にかかるさくら橋で、しばし待つが、ゆっくりと外環を南下。

ガストなどパートナー店が集中するダイゴローで、しばし待つが鳴らず。ツィッター見ると、今日も各地で鳴ってないようだ。

鳴らなくても、6時から7時日没までの間は、走ってて気持ちいい。月も出ている。しばらく快晴が続くみたいだ。

六地蔵では、韓国居酒屋JIBと、木幡の天丼屋「さん天」さんから、木幡の高台住宅地の同じ家に連続配達した。家の人は「何度もすみません」と言ってくれたがとんでもない。ありがたい。

コロナ対策で、ドロップ先でのお客さんとの対面は少ないが、ピック先、ドロップ先ともに人と話すのが嬉しい。それから、一軒家はたいがい表札が出てなかったりして、特に夜間は分かりにくい事が多いが、そんな時、表で子供が待っててくれる事もある。そんな時は、本当に助かるし嬉しくなる。

ウーバーの配達は、無音の時はつらいが、基本的には小さい楽しみの連続なのだ。

6月3日(火)、山科を把握すべく、市内への浮気を封印

九条山を越えて市内に浮気するのを我慢して、まずは山科の感じをつかむ事にする。

正午から山科駅近辺を流して醍醐まで南下して拠点にするつもりが、ちょうどマクド勧修寺店に呼ばれる。西野山の鉄板焼き、マクドのラクト店が続く。「数珠繋ぎか!?」と喜んだら3回で鳴りが止まるという、寸止めの傾向があるような気がする。

外環を南下するかどうか迷ってたら、御陵の洋食居酒屋「ふなごや」さんに呼ばれる。山科北部にとどまって正解だった。無事、3時までに7件配達。大塚のええ感じの公園で休憩。

山科と醍醐を把握することにした

この日はバイクの配達員とマンションで遭遇しただけだった。

夜ピークは醍醐狙いで外環を南下し始めた。5時10分に一発目が鳴るのは、山科としては幸先いいほうか?

椥辻マクドから、うまく醍醐、六地蔵、日野ドロップと続くが、一時間に1ピックなので、ペースは低い。

日野のマンションからの、醍醐〜山科方面の眺望がなかなかの絶景。小規模盆地である山科〜醍醐の地形がよくわかった。

昨日はカラッと暑かったが、今日は曇りで蒸し暑い。塩レモンあめを消費しまくった。

夕方3件から後は、無音。六地蔵での待機を7時半に断念して外環を北上して帰った。